目の薬と聞けば1番に出てくるのが目薬です。
今は、パソコンやスマホを見る時間が長く高級目薬がよく売れるそうです。残念ながら、私のお店に高級目薬を求める方はおられません。
しかし、目の薬は目薬だけではありません。
体の内側から効く漢方薬があります。
目を使うと"五臓でいう肝"に負担がかかります。
肝は、そせつ作用(気・血・津液を巡らせる働き、必要な所に必要な量を配分)があり、特に蔵血作用(血液を必要な所に必要量配分したり、巡る量の調節)がうまくいかないと体に様々な症状が現れます。
目は特に血液と関係があります。
昔は、出産後1ヶ月は本を読んではいけない。と言われていました。
出産で血液を大量に失ったので、1ヶ月は血液を必要以上に使わないようにする為だと言われています。
出産直後からスマホを触るなんてもっての他でしょう。
高級な目薬もいいですが、体の中から目を労る為に杞菊地黄丸を毎日飲むことをオススメします。
特に不眠や生理不順の方!関係なさそうに見えて、実は目の使い過ぎが原因かもしれませんよ!
杞菊地黄丸は、六味丸に枸杞子(枸杞の実)と菊花を加えたものになります。
六味丸は、小児の発育障害とか最近は老化の予防に使われているので聞いたことがあるかもしれません。
似た名前の薬で八味丸(八味地黄丸)もありますが、八味丸は六味丸に附子と桂皮(両方とも体を温める)を加えたものになります。
八味丸・八味地黄丸はCMでもよく聞く名前だと思いますが、体力のない方には六味丸をオススメします。
体を労ってあげて下さいね♪
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