top of page
執筆者の写真竹原薬局

便のお話

ここ最近、ちょっと多い便秘の相談についてのお話。

便秘の原因は様々で、生活環境の変化、ストレス等色々とあります。


僕の便秘の考え方は"しっかりした量が出ず、スッキリしない"事です。

毎日出ないから便秘なのではなく、2日に1回スッキリ出てたら便秘ではありません。

逆に、毎日出てるけどスッキリせずに気持ち悪い場合は便秘になります。


理想は毎日同じ時間にスッキリ排便するのが理想です!

息子君はめっちゃ食べるのに不定期で、毎日〜2日に1回、1日2回とバラバラです。


便は、バナナ状の茶色の水に浮く物がいいとされています。

便は70〜80%が水分、10%が腸内細菌、残りの10〜20%が腸の古くなった細胞や食べかすです。

文献によって違うので、大体こんな感じと思って下さい。

昔、話を聞いた先生は、食べかすはほとんどなく、古くなった細胞と腸内細菌が多かったです。


また、水分が少ないと硬い乾燥した便になります。

乾燥した便が出口を塞ぐ便秘には浣腸して出しますが、浣腸でも出ない場合は掻き出す必要があります。


便秘の予防に、水分と運動+食物繊維と言われるのは、水は柔らかさをキープする為、運動は腸をしっかり動かす為、食物繊維は消化出来ないので便をかさ増しして出すと思って下さい。

野菜を食べる時は、生野菜よりも体を冷やさない為にも温野菜にして下さいね!


また、腸や便の話になると必ず話に上がるのが腸内細菌です。腸内フローラ等とも言われています。

腸内細菌は、善玉菌10%、悪玉菌10%。日和見菌80%と言われたり、20%、20%、60%と言われたりしています。


腸内環境は酸性が理想で、臭いもそこまで強くなく、黄色みを帯びた色は酸性で善玉菌優位と言われていて

臭いがキツい、黒っぽい便はアルカリ性で悪玉菌が優位と言われています。


また、腸内環境を研究されている先生の話では、乳酸菌やビフィズス菌によっては、腸内で酢酸を作る物もいて、動物実験では酢酸のある腸内ではO-157の感染を予防できた研究結果を発表されていました。


便秘にならない為には、腸内環境を整えるのも大切です。

しかし、乳酸菌やビフィズス菌との体の相性もあります。合わないと下痢をしたりするので、無理をせず続けられる乳製品をお勧めします。


もし、便秘?と思ったら

まずは、お水をしっかり飲んで運動をしてみましょう。乳酸菌やビフィズス菌をとるのもいいでしょう。

お腹を"の"の字に軽く力を入れてマッサージもオススメです。

大腸はお腹の右下から始まり上に行き、おへその上の辺りで左に行き、左端を下に、右に行き、中央で下に行き肛門に繋がっています。

"の"の字は大腸に沿ったマッサージになります。


と同時に、便秘薬をオススメします。

一口に便秘薬といってもいっぱいあります。

緩やかに出してくれるお薬をオススメします。竹原薬局のオススメは

"新アスベン"です!

最初は少ない量から徐々に増やし、無理なく痛くなく出せる自分に合った量を探して下さい。

乳児には"マルツエキス"をオススメしています。

医療機関でも使われていますよ!

甘くトロッとした液体なのでミルクに溶かして飲ませてあげて下さい。

息子君も小さい頃はよく飲んでいました!


ストレスかな?と思ったらしっかり気分転換をして下さい。


便秘になると、肌荒れやイライラしたりいい事がありません。


また、便秘薬を飲んでも出ない場合等は病院を受診する事をオススメします。


手洗い・手指消毒・正しいマスクの使い方動画はこちらから↓

手洗い

手の消毒

マスク


気軽に相談できるLINEはこちら↓

閲覧数:10回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page