「医食同源」聞いた事ありますか?
中国の言葉だと思ってる方が多くいますが、日本で生まれた言葉なんです。中国では「薬食同源」です。
医食同源とは、バランスのよい食事で病気を予防・治療しようという考え方。
食事は健康と密接に関係しています。
栄養の面でもですが、食べる物によって体に色々と影響が出だします。
例えば、冬に多い高齢者の肌の乾燥や目の乾燥。
保湿クリームや重ね着での静電気の話は今までもしてきましたが、実はお店では食べ物の話もしています。
肌の乾燥にはお肉の脂を食べる事をお願いしています。脂だけを食べるのではなく、脂をよけずに食べて下さい。
まず、動物性タンパク質は基本的に体を冷やしません。ラム肉、牛肉、鶏肉は体を温めてくれ、豚肉は温めも冷やしもしません。
しかし、食べる時は必ず温めから食べるので、熱を摂るのと同じです。
そして、必ず脂分が含まれており、胃に悪いと言われますが、脂分は体には必要な物になります。
ハンドクリーム等は基本的に油分が含まれているので、油分が多いと使用感がベタベタします。
外からだけでなく、内側から油分で肌を潤すのも必要です。お肌の水分が蒸発しないように脂で覆うイメージです。
また、元気でいる為にもお肉はなるべく食べるようにしましょう。
漢方薬において、滋養強壮剤は基本的に動物生薬が多く含まれています。動悸・息切れ・気つけの薬、救心にも動物生薬が多く使われています。
健康の維持はやはりバランスの良い食事ということになります。栄養のバランスだけでなく、食材のもつ力を取り入れると尚良いでしょう。
これが薬膳料理の入り口で、医食同源に繋がります。
一番分かりやすいのは、夏の野菜ってみずみずしく、冷やして食べるととても美味しいですよね♪
これは、夏に不足しやすい水分の補給と体にたまった熱をとってくれるものがあります。
知らず知らずに、食べている料理が実は薬膳料理だったりするんです。夏のサラダは薬膳料理だと僕は思っています!
冬にはサラダよりも温野菜派です!
皆さんも、食事に少しだけ気をつけてみて下さいね!
それだけでいつもより健康になれたり、美肌になれたり、冷えが改善したり、いい事いっぱいですよ♪
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