世界中で新型コロナの後遺症が話題になっていますが、風邪でも後遺症が出る事はあるので、新型コロナが特別な訳ではありません。
そして「治った」の定義にもよります。
レントゲンで見ても肺炎が治った。
PCR検査で陰性になった。
感染前に戻った。
等あると思います。
新型コロナウイルスによる肺炎は以前にも書いた通り、湿ったドロドロした肺炎です。
肺に水が溜まるだけでも苦しいですが、ベタベタした水だと水分がなくなればベタベタだけ残ります。
そりゃあ後遺症も出てくるでしょう。
「肺炎」にも種類がありますが、西洋医学では肺炎は肺炎です。
中医学などの漢方では、乾燥なのか湿っているのか。までを考えます。
当然ですが、乾燥している場合と湿っている場合では薬が違ってきます。
夏の風邪と冬の風邪の薬は漢方では違う薬になります。
そして新型コロナウイルスで血栓の報告が海外で〜と書かれている方がいますが、厚生労働省の新型コロナウイルスの診療の手引きの中には早々に血栓の可能性を書いてあり、対処の仕方も書いてありました。
そこに書いてあるのは「ヘパリン」というお薬です。
一時話題になった「ヘパリン類似物質」とは全く違いますので、ご注意下さい。
一般用医薬品では、保育園で重宝され続けているヘパリンクリームがあります。
話はそれましたが、血栓ができると言うだけで、後遺症の確率はグーンと上がるのでは?と思えてしまいます。
新型コロナに限らず、どんな感染症にも感染しない事が必要だと思います。
夏になると毎年、プール熱、手足口病、ヘルパンギーナ等が流行ります。
今年も新型コロナの影でひっそりとヘルパンギーナは流行しています。
しっかり正しく予防をして、感染症にならない生活をして下さい。
決して騙されないようにして下さい。
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