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執筆者の写真竹原薬局

コロナウイルス後遺症

最近ニュースで後遺症の特集をよくしていますが、内容が前から特に変わっていない気がします。

後遺症の専門の科があちこちにできているのが新しいニュースな感じでしょうか。


なぜ、コロナウイルス感染症でこのような症状が起こるのか?一部の症状だけ残り、後遺症と呼ばれるのか?原因と治療についてどうしていくのか?

等を詳しく聞きたいです。


医師の仕事は診断と治療です。診断した病名に対する治療をおこないます。

角度を変えて薬屋から見たらどうなのか?

薬屋は、症状でお薬を判断します。

処方薬もこの病気のこの症状に対して処方されている事を患者様に確認します。

一般用医薬品も同様に、症状に対してお薬を販売します。

症状を聞き、あなたはこの病気ですね。というのは診断行為になるので、医師以外はできません。

なので、お薬を買う時は必ず症状をお伝え下さい。


じゃあ、薬屋からみたニュースで報じられている後遺症はどうなのか?

主に、味覚障害、嗅覚障害、倦怠感についてですが、ハッキリと言えるのは、体が弱っている。という事です。


まず、風邪やインフルエンザ等の感染症の主な症状の発熱、喉の痛み、鼻水、鼻詰まり、咳、たん等は体の表面に近い所での症状だと考えています。

症状の場所が、粘膜で起こっている為です。ウイルスや細菌を粘膜の防衛ラインが体に侵入するのを防いでいる。とも言えます。


この防衛ラインを突破されたら、体の深くに細菌やウイルスが侵入してきます。そこで起こるのが、味覚障害や嗅覚障害です。

近くにあるけど、別々に起こっていると考えます。

漢方の考えの五行色体表では、味覚を司る舌は火、嗅覚を司る鼻は金に分類されています。

お薬もそれぞれに代わってきます。

しかし、どのお薬でも味覚障害に効果がある、嗅覚障害に効果がある。と書かれている薬はありません。

でも、味覚障害や嗅覚障害にこの漢方薬を使ったところ改善した。という本などはあります。

病院等では処方してもらうのは難しいですが、漢方の知識のある薬屋なら販売してくれるでしょう。


また、倦怠感についてですが、インフルエンザに感染した後にもスッキリと治らない方がいます。なので、倦怠感があっても不思議ではありません。症状に合わせてお薬で対応していくのが1番いいと思います。インフルエンザがスッキリ治らない時の漢方薬は一応ありますが、症状によっては別のお薬を使うのもいいと思います。


漢方の勉強会では、こんな症状にこういう考えで、この薬を使ったら良かった。等の話もありますし、自分自身が体調不良になった時には、色々とお薬を試してみます。


常に考えて研究していると、妊婦を風邪やインフルエンザ、コロナウイルスから守るのにこの薬がいいのでは?とか考えて嫁に飲ませたりするんですよ。


もし、コロナウイルスの後遺症で困っている方、悩まれている方はお気軽にご相談下さいね!


手洗い・手指消毒・正しいマスクの使い方動画はこちらから↓

気軽に相談できるLINEはこちら↓

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