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執筆者の写真竹原薬局

二酸化塩素を使った除菌剤とマスクについて

首からかける除菌剤は思った効果が得られない という事で先日、消費者庁から行政指導がありました。

二酸化塩素製剤については、数年前にも思った効果が得られない と行政指導を受けています。


二酸化塩素には殺菌作用があり、水の消毒や消臭にも使われています。身近な所ではパルプや小麦の漂白にも使われています。


しかし、二酸化塩素は毒性が普通の塩素よりも高い事は知られていません。

健康被害予防の観点から、アメリカでは暴露限界を設定しています。

また日本においても労働安全衛生法に

名称等を通知すべき危険物及び有害物、

名称等を通知すべき危険有害物、

リスクアセスメントを実施すべき危険有害物

と明記されています。

一般に使うものとは濃度が違うかも知れませんが、よく注意しなくてはいけません。


大型ドラッグストアでは、思った効果が得られない とポップを貼って対応するように とお達しがあったそうです。


これからの季節は、こまめな手洗いと免疫力を高める事が1番だと思います。


マスクについて色々と言われていますが、どんな高機能マスクでも使い方を間違えれば効果はありませんし、着用したマスクに隙間が有ればつけていないのと一緒です。

そして、使い捨てマスクが買えない状況で布マスクを作る方も増えました。アベノマスクもどんどん配布されています。

マスクをつけとけば大丈夫という空気感がありますが、何の為にマスクをつけるかよく考えて下さい。

大手アパレルメーカーが今度作る通気性のいいマスクはマスクの意味はあるのでしょうか?

人の健康<売れればいい

になってしまっているんですよ。


もう一度冷静になり、しっかり予防と向き合っていきましょう。




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