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執筆者の写真竹原薬局

僕の視点から見た新型コロナウイルスについて

①ウイルス

ウイルスにはRNAウイルスとDNAウイルスがあります。

RNAウイルスは変異するので、SARS、MERS、鳥インフル、新型コロナの様に新しい種類が出てきます。

DNAウイルスは、ヘルペスウイルス等のウイルスです。


細菌は、存在している時点で×2で増えていきますが、ウイルスは体内の細胞の中で増えていきます。

RNAウイルスはコピーしたRNAを放出し、DNAウイルスはコピーしたDNAを放出します。

なので、体内に入れないことが一番重要になります。


②新型コロナウイルス

一般的に風邪の原因の8〜9割はコロナウイルスと言われていました。しかし、コロナウイルスの風邪から肺炎になることはほぼないと言われていました。

肺炎の原因の多くは細菌性で、肺炎球菌が最も多く、次いでインフルエンザ菌、肺炎マイコプラズマ、肺炎クラミドフィラとなっています。

治療方法は、細菌性の場合は細菌に合わせて抗生物質を選びます。

しかし、治療方法が分かっていても肺炎の死亡数は常に死因の上位5位以内に入っています。

ただ、今回の新型コロナウイルスは、急激に悪化するだけでなく、ほぼないといわれてきた肺炎になり、肺に水が溜まる等肺炎の中でも特に重度だと思います。

溜まる水がサラサラの水なら、肺の水を出すお薬がありますが、ドロドロした水の場合、水分が抜ければドロドロだけが残ります。

また、血栓等を作る事が確認されており、心筋梗塞や脳梗塞を発症する可能性もある大変危険なウイルスだと思います。


③クラスターの原因

飲食店でクラスターが多く発生していると言われていますが、飲食店にウイルスが存在して飲食店で感染している訳ではありません。

すでに感染しており、無症状の方がいた為にクラスターが発生しています。

先に書いたように、元々は風邪の原因のウイルスなので、風邪?で終わる方もいれば、症状が何もないまま感染している方もいます。

しかしウイルスは、その方から飛んでいるのです。

クラスターを防ぐ唯一の方法は、飲食店を閉めさせる事でも、GoToをやめる事でもなく、個人個人が感染しているかもしれない。と言う気持ちで徹底して他人にうつさないように努力する事です。


④感染しない

感染しない為には徹底した予防です。

1番大切な基本はこまめに正しい手洗いと手指消毒。清潔な手でマスクを正しく使う事です。

その時のマスクは必ずサージカルマスクを使用して下さい。

都知事のような布マスクや、オシャレ感をだしたウレタンマスクはウイルスを防ぐ事はあまり出来ない為、推奨しません。


基本を徹底したうえで、大声で騒がないとか、三密を避けた行動をしなくてはいけません。

三密だけ避けても、基本ができていなければ感染を徹底して防ぐ事は出来ません。


基本的に感染は体内の粘膜から感染します。

手についた程度では感染しないので、こまめに正しい手洗い・手の消毒が特に大切になります。


また、持病のある方は今までも感染症に感染すると、重症化するリスクが高いと言われていましたが、今回の新型コロナウイルスは肥満でも重症化リスクがあります。


⑤感染させない

感染させない為にも基本の予防は大切です。

そして、サージカルマスク。ウイルスを吸い込む事も防いでくれますが、体から放出されるウイルスも防いでくれます。


予防をしているつもりでは、していないのと同じです。

大切な人を守る為にも、感染しているかもしれないという気持ちを忘れないで下さい。


⑥除菌と消毒は全く違う

消毒は病原微生物を感染しない程度に少なくする。という定義があります。

消毒用エタノールは"ちゃんと消毒ができる"という事が証明されています。

一方、除菌には定義がありません。なので、その場にいる菌を減らす事が出来れば除菌といえます。なので、水洗いや水拭きでも除菌に該当します。

また、消毒や殺菌という言葉の使えない医薬品が除菌と使う事もあり、粗悪品が言葉だけを巧みに使っている事が多々あります。

ちゃんとした消毒薬が使いたい方は、医薬品の消毒薬をご使用下さい。

または、医薬品メーカーの作った物をご使用下さい。


⑦消毒薬の使い分け

1番幅広く使えるのは消毒用エタノールです。酒税を抑え安い消毒用エタノールIPが今回かなり注目されました。

物の消毒は、消毒用エタノールを雑巾に吹きかけて拭いて下さい。


また、今回消毒用エタノール不足で注目された次亜塩素酸水は、元々食品添加物として調理の時に野菜等を消毒するのに使われていました。

有機物に触れるとすぐに分解します。また、日光や温度変化によっても分解する性質を持っています。

掃除に使う時は、必ずビニール等の水を通さない手袋を使い、雑巾を次亜塩素酸水でヒタヒタに濡らして拭いて下さい。

その際の濃度は200ppmを推奨します。


そして、漂白剤にも使われている次亜塩素酸ナトリウムですが、使用する時は薄めて使わなくてはいけません。

漂白剤は濃度の表示のないものもあるので、医薬品の次亜塩素酸ナトリウムをオススメします。

また、こちらも有機物に触れると分解するので、薄める時のボトルが汚れていたら分解されてしまいます。

掃除をする時は、次亜塩素酸水同様に雑巾をヒタヒタに濡らしてから掃除して下さい。

しかし、次亜塩素酸ナトリウムの成分が残る事があるので、次亜塩素酸ナトリウムで拭いた後に消毒用エタノールで拭く事をお勧めします。


また、冬に多いウイルス性胃腸炎の原因となるウイルスは、消毒用エタノールは効果がありません。手指消毒には、酸性の消毒用エタノールを使って下さい。

物の消毒や汚物の消毒には、濃いめの次亜塩素酸ナトリウムを使用します。その時は、嘔吐物処理キット等を使い、徹底して消毒して下さい。消毒のやり方は嘔吐物処理キットを参考にして下さい。


⑧免疫力

免疫力は、誰にでも備わった体を守る力です。だから、疫病から免れる力なのです。免疫力を高めるのに1番大切な事は、体を冷やさない事。体温を常に37度前後に保つ事です。

動脈が皮膚の近くを通る、首・手首・足首の露出をしない事も大切です。

体を温める食材を食べ、なるべく温かい物を食べて下さい。

また、腸活や腸内フローラと呼ばれる腸の調子を整えるのは、体に合ったビフィズス菌や乳酸菌を摂取し続ける事が大切です。

一時食べたからといってすぐにどうにかなるものではありません。


⑨最後に

どんな感染症でも悪化すれば命を落とす事になります。日頃から感染予防の為に免疫力を高く保つ生活をして下さい。

しっかり食事をとり、しっかり寝る。

そしてストレスをためない。

ストレスは体調悪化の諸悪の根源とも言えるでしょう。


お薬やサプリメントに頼る方もいらっしゃると思います。本当にいい物と良く見えるものは、全くの別物です。本当にいい物を使って下さい。

竹原薬局のオススメは………お店で聞いて下さい♪

感染症対策のプロや、医療従事者の使用しているお薬を教えちゃいますよ♪


そして何よりも、毎日を笑顔で楽しむ事も大切です♪


個々がしっかり予防と対策をして、早く新型コロナ感染症を終息させ、みんなで今まで通りの夏祭りや花火大会を楽しみましょう!

手洗い・手指消毒・正しいマスクの使い方動画はこちらから↓

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