喉に何かが引っかかったような気がするけど、何をしても出てこない。
腫れているような、なんとも言えない違和感。
痰が出そうなのに出ない。
そんな経験はありませんか?
それは
梅核気(ばいかくき)梅の種が喉につっかえたような感じ とか
咽中炙臠(いんちゅうしゃれん)炙った肉が喉に張り付いたような感じ
と昔から言われます。漢方では特に薬を選ぶ症状の一つとして本にも必ず書いてあります。
最近ではヒステリー球とも言われるそうですが…。
原因と言われるのは、体を巡る気・血・津液の気がうまく巡らず、下に向かわないといけない気が逆に上に行き、喉の所で詰まって塞いだ状態と考えられています。
そんな時のお薬は1つ
半夏剤と呼ばれるお薬です。一番使われるのは半夏厚朴湯です。
この半夏を生薬かじると、喉にすっごい刺激があります。急に声が出なくなる位の刺激です。
生姜を食べる事で解消されます。これは、生姜が半夏の毒を消す為に、半夏の入った漢方薬に使われている為です。
僕はかじった日は違和感がずっと残り続けましたが…。
違和感があればとりあえずすぐに半夏厚朴湯を飲むと楽になります。
精神的な症状によく使われますが、悪阻(つわり)にも使われます。
悪阻に使う場合は、半夏厚朴湯は下向きの力が強いので、吐き気のある時だけで飲むようにしないと流産の恐れがあるので要注意です。
悪阻に?って思われるかもしれませんが、添付文書には悪阻ってちゃんと書かれているんですよ♪
因みに、僕の場合は、喉に違和感が出るとすぐにえずいてしまいます。えづくと少しは楽になるんですが、違和感はとれません。
そんな時は、ちょっと落ち着いたタイミングで半夏厚朴湯を飲みます。なので、常にカバンに入れてるお薬です。
お薬を買う時は必ず認定登録販売者か薬剤師によく相談してお買い求め下さい。
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