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執筆者の写真竹原薬局

大阪府知事のイソジン発言をを分かりやすく解説します

吉村大阪府知事の発言により、イソジンが店頭から姿を消しました。

予防効果がないと言われても、買い求める方は多くいらっしゃいました。

ここで、吉村大阪府知事の話を分かりやすく解説します。


感染者にイソジン等のポビドンヨード剤でウガイをしてもらったら、口の中のウイルスが減った。

これはポビドンヨード剤がちゃんと消毒をしていると言えます。


分かりやすく言えば、熱したフライパンに卵を乗せたら焼けた。

フライパンは熱いです。


冷凍庫に水を入れたら、水が凍りました。

冷凍庫は冷えています。

って事。


ポビドンヨード剤でウガイをしても口の中のウイルスが減らなかったら、ポビドンヨード剤はウイルスに対して効果がないと言われてしまいます。


ごく普通の事を、さも勘違いさせるような言い方をしただけなのです。

冷静に考えたら、何も凄い事は言ってません。


人の体には元々常在菌と呼ばれる体を外敵から守る菌が多くいます。

消毒剤や殺菌剤はその常在菌まで殺してしまうので、過度な使用は控えるのがいいでしょう。


例えば、水虫の方が「清潔に保つように」と言われ、毎日丁寧に石鹸で足を洗う方がおられましたが、清潔に保ち過ぎる事はあまり良くありません。

水虫の場合、流水でタオルなどを使わず、手で優しくキレイに擦るだけでいいのです。

そしてお薬を塗る。ジュクジュクしている場合は軟膏やクリームタイプ、乾燥している場合は液体タイプ、と必ず使い分けて下さい。


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