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執筆者の写真竹原薬局

秋は虫被害の多い季節

これから害虫の被害の多い季節ですよ!

蚊も一番活動する気温ですし、蜂の被害も多い季節。

毛虫の被害もまだまだあります。


虫除けは夏だけだと思われている方が多いですが、僕が小学生の頃の夏は最高気温が30度になる日は少なく、夏休みは涼しい午前中に勉強や宿題をするように言われてました。

気温的には今の頃の気温くらいだったと思います。こんなに気持ちのいい風ではなく、夏のジメッとした風でしたが。


昔は夏の昼間に蚊が活発に動いていましたが、今では暑い夏の昼間には蚊は活動せず、夕方や夜に活動しています。

この季節になって昼間にもよく活動しています。


なので、虫除けは必ずして下さい。

特に子供には必ず虫除けをお願いします。

かきむしると傷になり、細菌感染を起こせば"とびひ"のようになります。

かといって、掻くのをやめさせるのはダメです。大人でも我慢出来ない物を子供に強要するのはダメです。

もし傷ができたらキレイに治してあげましょう!キレイに治すお薬は竹原薬局で!


また、蚊以外に毛虫の被害も多いです。

最近あったのはイラガ。柿の木にイラガがいて、柿をとっていたら刺された物です。

聞いてから見たら、ウチの柿の木にもイラガがいましたよ!

今までいなかったので驚きました!

殺虫剤をかけたらとりあえずはいなくなるので、殺虫剤は必須です!


もし、毛虫の被害にあったら、

①ガムテープで毒毛を取り除く

②流水で洗う

③ステロイド剤を塗る


①と②が逆になってもいいですが、その時は擦らない、拭く時はタオルではなくペーパータオルを使って下さい。


そして、これからの季節に必ずあるのが蜂の被害です。

山でスズメバチに刺されたというニュースは毎年のようにあります。スズメバチの被害にあわない為には、近づかない!のが一番です。

またよく言われるのは、黒い服は避ける、香水は使わない、ヘアスプレーを使わない、洗濯の時に香りのある柔軟剤等は使わない等お気をつけて下さい。

秋は蜂も敏感になっているのでお気をつけ下さい。


よく家や家の周りに蜂の巣を作られてしまう方は、蜂の巣を作らせないスプレーもあるので、詳しくはご相談下さい!


もし、蜂の被害にあったら、

①流水で刺された箇所を絞る

②5分程度流水で冷やす

③ステロイド剤を塗る

④保冷剤等で冷やし続ける


蜂の毒は水溶性なので、流水で洗います。溜まった水で洗うと、もし手に傷があった場合に、そこから蜂の毒が入る可能性があるので、必ず流水で。

また口で吸う方もいますが、口の中に傷でもあると、そこから毒が入る事もあるのでご注意下さい。

後は、ステロイド剤を塗って冷やすのが一番です。


また、蜂の毒でアレルギーを起こす事があります。刺された箇所から関節を越えて腫れた場合は病院で受診して下さい。

アレルギーも酷くなるとアナフィラキシーショックを起こします。呼吸困難など有れば早急に救急車を呼び、ショック状態である事を必ず伝えて下さい。


他にもダニやよく分からない虫刺されもありますので、お気をつけ下さい!


これからの時期は家族で釣りに行く事もあるかと思いますが、海にも危険な生き物がいます。

一番は海毛虫。毛虫が海を泳いでるんですよ。本当に気持ち悪いんですよ。

見ても、絶対に網ですくったりしないように!たまにエサにくっついてくる事もありますが、絶対に素手で触らないようにして下さい。


また、アイゴ、ゴンズイ、はおこぜ、オニカサゴ、アカエイ等の毒を持った魚の被害にあったら、火傷しない程度の42〜3℃のお湯で10分程度温めて下さい。

毒がタンパク質なので、熱で変質して無害化され、被害を最小限に抑えられます。

これはムカデも同じです。しかし、ムカデの場合は冷やした方がいい。という意見もあります。

僕は温める派です。まだムカデの被害にあった事はありませんが。


これからの季節は外に出るのが気持ちいい季節です。

くれぐれも害虫の被害にはお気をつけ下さい♪


手洗い・手指消毒・正しいマスクの使い方動画はこちらから↓

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