新型コロナの感染者が日々増えており、岡山県では過去最多でした。
そんな中"除菌剤"の営業電話がよくあります。色んな広告にも除菌や抗菌の文字がかなり並んでいます。
営業電話の方に除菌について聞くと、99%除菌とか自信満々に答えてくれるんですが、除菌を教えて下さい。と言うと黙ってしまいます。
除菌とは、菌を取り除くという意味で幅広く使われ、いいイメージを想像しやすいような言葉選びをしていますが、残念な事に水拭きでも除菌になるんです。
なので、去年はドラッグストアで除菌剤としてただの水を販売していたのも記憶に新しいと思います。
オゾン発生機なども多くありますが、オゾンは様々な所でオゾン殺菌に使われています。
しかし、使われているのは基本的にどれも食品添加物として使われ、医療、農業、食品の殺菌、有機物の除去、脱臭等に使われています。
人体にとっては有毒なものとして有名です。
また、空間除菌等という言葉に騙されないで下さい。空間除菌よりも、医療機関で使われる空気清浄機をお勧めします。
厚生労働省からの医療機関向けの補助金の中には、空気清浄機もありましたが、HEPAフィルターに限る。と書いてありました。手術室でも使われる空気清浄機です。
ちょっとお値段は高いですが、フィルターは5年交換だったりするし、かなり広い範囲を1台でいけるのでオススメです。
医療機関では、除菌という言葉は使われず"消毒""殺菌""滅菌"が使われます。
言葉の中にウイルスが入っていないのは、ウイルスが見つかったのが、言葉ができた後だったからです。
今では、インフルエンザはインフルエンザウイルスが原因だという事が常識ですが、昔はインフルエンザ菌が原因だと考えられていました。
インフルエンザ菌は肺炎の原因になる細菌です。
感染者が増え続け、市町村や様々な団体から補助金が発表されると、意味不明な物を言葉巧みに販売しようとしてくる人が多くなります。
詐欺はお金を取られるだけじゃないですよ!
お気をつけ下さい!
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