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執筆者の写真竹原薬局

風邪等の感染症について

連休中に風邪=コロナとか体調不良=コロナでしょ?って聞かれたので、違い等をご説明した時の話を書いていこうと思います。


①風邪の原因は、細菌とウイルスとあります。細菌感染の場合は、炎症箇所から膿が出るので分かりやすいと思います。

僕は喉がすぐに痛くなるんですが、耳鼻科で見てもらった時に「しっかり膿も出てて、細菌感染だから抗生物質出しとくね。」と言われました。

ずっと放置していた訳ではなく、自分なりに症状から薬を考えて飲んでいたのですが、本当に治らなかったんです。

たまにはそんな事もあります。


コロナを疑いたくなりますが、感染症はコロナだけではありません。


②コロナやインフルエンザの時は解熱鎮痛剤を飲まないように言われています。

特にロキソニンやイブプロフェン製剤。

熱が出ている=体が病原微生物と戦っているので、熱を下げない事が大切です。

しかし、熱はなく喉が痛いだけで、喉の痛みが激しく食事が出来ない場合は、解熱鎮痛剤を飲んで食事をしっかりした方がいいです。

栄養が足りないと、病原微生物と体は戦えないですからね。


③咳をしているのはコロナの肺炎になりかけている!と言われる事がありますが、花粉症で鼻が詰まっている方で、寝ている時に口呼吸をしていると喉が乾燥して咳が出る事があります。

咳=風邪ではないですし、咳は喉の異物を外に出そうとしているので、咳=風邪や咳=コロナとは思わないで下さい。


④風邪?と思ったら内科に行きがちですが、発熱がある場合は発熱外来、鼻や喉の症状は耳鼻科がオススメです。

昔、耳鼻科で、声帯より上は耳鼻科の領域、声帯より下の症状は内科の領域になると言われた事があるので、症状に合わせて病院を選びましょう。

発熱があってもなくても、一度電話連絡するといいと思います。


⑤コロナに感染すると味覚障害が出るとよく言われますが、コロナじゃなくても風邪で味覚障害はあります。あまり知られてないだけです。

感染が進むと味覚障害等が出てくる事があります。

感染段階を軽いものから1〜6段階に分類した時、普段の風邪の症状の殆どは1に分類されます。

2になると味覚障害等があらわれ、6になると命が危険になります。

本で読んだんですが、詳しい事は忘れてしまったので、詳しくはまた今度で!


⑥体内をアルコール消毒しているって言う方がおられますが、体内をアルコール消毒する事は出来ませんし、アルコール濃度も全く足りていません。

お酒はほどほどに。


⑦病原微生物を見える化したら…病原微生物だらけだと思います。本当に見えなくてよかったレベルで。

もし見えると、消毒と除菌の違いがはっきりと分かり、除菌のヤバさがしっかり分かり、消毒しかしなくなるでしょう。


⑧結局、何がいいの?

ストレスフリー、よく食べよく寝る。事が重要です。適度に体を動かし、お酒を飲むなら程々に。

今は色々と息苦しい事が多いですが、正しい知識を持って、何か楽しみを見つけて、楽しく過ごすのも大切です。

だけど、テレビ、パソコン、スマホばかりというのはよくないのでお気をつけ下さい!


因みに、普通の風邪はカウントされてなさそうですが、岡山県発表資料にはこのような物もあります。

全ての感染症に注意して下さいね!


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