骨粗鬆症の予防してますか?
- 竹原薬局
- 2021年3月3日
- 読了時間: 3分
骨粗鬆症になると、元通りにするのはかなり難しいです。骨粗鬆症にならない為の予防を若い時からしっかりして下さい。
骨粗鬆症とは、骨の量が少なくなったり、骨の中身が悪くなったりして、骨の強さが脆くなり骨折しやすくなった状態をいいます。
女性ホルモンが骨の代謝を調節している為、閉経により女性ホルモンが減少すると骨粗鬆症を発症しやすくなります。これを閉経後骨粗鬆症といいます。
女性の骨量は、思春期から増加しはじめ20歳代の性成熟期頃までに最大活量に達します。40歳代に入ると卵巣機能が衰え始めて骨量は減少し始め、女性ホルモンのエストロゲン分泌が急激に低下する閉経前後の50歳頃から、さらに急激な骨量の減少をきたします。
また、男性に比べて女性に多く、人種、体格は痩せ型、ダイエット、偏食によるカルシウム摂取不足、運動不足、日光照射不足、喫煙、過度のアルコール摂取などの生活習慣も骨粗鬆症の原因となります。
因みに骨は、破骨細胞によって壊され、骨芽細胞によって作られ、を毎日繰り返しています。これを骨代謝といいます。
予防には、カルシウムだけでなく、ビタミンD、ビタミンKなどの骨の質を高める栄養素も必要です。
ビタミンD,Kは油溶性ビタミンなので、摂り過ぎ注意です!
僕のオススメは骨まで食べる魚を食べる事!ちりめんじゃこ、しらす、ししゃも、等はスポーツ選手が骨折を治す時に食べる事で有名ですので、積極的に食べましょう!
ビタミンKは、血液サラサラのお薬を飲んでいる方はNGですが、納豆や海藻類に多く含まれています。
緑黄色野菜にも多く、小松菜やモロヘイヤは有名です。
昔、緑茶や紅茶にも多いと聞いた事があります。
ビタミンKの成分であるメナキノン-4は骨粗鬆症治療薬としても用いられています。
ビタミンDは、太陽の光を浴びる事で皮膚で作られます。カルシウムの吸収を助け骨を強くしてくれます。また、免疫機能を、促進し免疫機能の調節をしてくれる作用があるので、免疫力の低下で起こる感染症や免疫力の過剰で起こる花粉症に最適だと思います!
いわし、天日干し椎茸、キクラゲ、卵黄にも含まれますが、日光浴が1番です。
因みに、ビタミンDは肝臓と腎臓で活性化されるので、肝臓と腎臓を健康に保たなくてはいけません。
今日は寒いですが、暖かい日にはぜひ日光浴を!
日光用をする事で、幸せホルモンのセロトニンが増えます。コロナ禍で様々なストレスがあったかと思いますが、セロトニンはストレスを減らし、心を落ち着かせてくれます。
また、質の良い睡眠にも繋がります。
蜜を避けて、マスクを外して歩けば運動にもなりますが、花粉症の方は花粉が収まるまでマスクは着用していた方が良いでしょう。
予防で1番大切なのは毎日の繰り返しです。
健康でい続ける為に健康維持を頑張っていきましょう!
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