寝ている時にこむら返りが起こり、地獄のような激痛で目が覚めた。
という相談は定期的に受けます。
何か良い解決方法はないのか?と聞かれますが、答えはいつも
"水分補給と芍薬甘草湯"です。
こむら返りの"こむら"はふくらはぎを指します。基本的にふくらはぎの筋肉の痙攣をこむら返りと呼びますが、人によっては太ももでも起こります。
太ももは、ふくらはぎより辛いそうです。
しかし、激痛ですが長くは続かず、長くても数分で治ります。
こむら返りが起こったら、すぐにうつ伏せになり、絵のように足を伸ばしましょう。
こむら返りの原因と言われているのは、
昼間の発汗、就寝中の発汗による脱水・ミネラルの不足、冷えなどの血行不良等と言われています。
また60歳以降は、筋肉を制御するセンサー機能の衰えや、元々体の水分量の減少により、こむらがえりが起こりやすくなります。
さらに女性は妊娠中のミネラル不足が原因で、こむらがえりを引き起こすことがあります。
汗をかいたら、スポーツドリンクではなく経口補水液で水分補給を心がけて下さい。
寝る前にも、足を絵のように伸ばすのもいいでしょう。
そして"芍薬甘草湯" こむら返りの特効薬と呼ぶ人もいるお薬です。
寝る前に飲む方もいれば、枕元に水と一緒に常備している方もおられます。
また、一部のドクターや薬剤師はゴルフの前に飲まれる方もおられます。
途中で足がつらないように と言うのと、筋肉を少し緩めてくれるので、変に力が入らずスコアが良くなる と言われてました。
※自己責任で勝手に飲んでいるので、絶対にマネはしないで下さい!
特に秋は、寝始めは少し暑く、布団から足が出ていて、寒くなったから動いた瞬間にこむら返りが起こって辛かった。と言われる方が多くいらっしゃいます。 昼間はまだ暑い日があったり、知らず知らずに汗をかいていたり、スポーツの秋という事で、体を動かした後に夏より涼しく水分補給が少ないとこむら返りが起こっていまします。
しっかりこむら返りの予防と対策をして、お休み下さいね♪
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