寒くなると、熱を逃さない為に血管が細くなり、血圧が高めになりやすいです。
血管だけでなく、皮膚の毛穴や汗腺もキュッと閉じます。鮫肌をイメージしてもらうと分かりやすいと思います。
男性や男の子の子供を持つ親なら分かると思いますが、暑い時や熱がある時の陰嚢はだる〜んとなっています。逆に寒い時は分厚く閉まっていると思います。
これは子供に熱があるかどうかを判断する1つの基準にしていいと思います。僕は息子くんのパンツを変える時に必ずチェックしています。
寒さを感じると収縮し、暑いと膨張します。冬に心筋梗塞や脳梗塞が多くなるのも血管の収縮が原因の一つです。血管内の壁にくっついた血栓予備軍が血管が収縮する事で血液の流れが早くなった事で壁から剥がれ、血液と一緒に全身を巡ります。
この壁から剥がれた物が心臓の血管で詰まれば心筋梗塞、脳の血管で詰まれば脳梗塞になります。
病院でどれだけ早く処置ができるか?で命が左右されるので防げるなら防いだ方がいいです。
防ぐ方法は、若い時から生活に気をつけて下さい。暴飲暴食や塩分の多い食事は特に控えめに。ストレスをためるのもよくないです。歳を重ねると血管の伸縮性が失われるといわれますが、日頃から生活に気をつける事で老化速度を緩やかにする事が出来ます。
高齢になって今から気をつけるとなると、よくテレビで医師が言うように、部屋のあちこちを暖かくして過ごし、血管の収縮をさせないような生活をしないといけません。
因みに、僕の祖母はゴールデンウィークに縁側で日向ぼっこをして水分不足になり、翌日心筋梗塞になりました。
水分不足で血液がドロドロになり過ぎるのもよくありません。
冬は空気が乾燥して隠れ脱水になりやすいのでお気をつけ下さい。
脱水と血管の収縮が重なるとリスクが高くなりますよ!
また、高血圧のお薬を飲まれている方で、去年よりも血圧が低い方もおられますが、お薬を飲み続けて食生活にも気をつけているからだと思います。
血圧が普通だからと言ってお薬を飲むのをやめたら血圧がまた高くなります。
そして、血圧の高い方で過去におられたのは、鼻血が止まらない方です。
鼻血の出かたが普通とは全く違い、固く閉まっていない蛇口からポタポタと水が落ちるように出ます。ティッシュを詰めてもティッシュがみるみる赤くなり、ティッシュからポタポタ垂れてきます。
これは鼻の奥の太い血管が切れた事で起こりました。
対処方法は、出血箇所を麻酔なしで焼いて止血、ガーゼを2m位鼻の奥に詰めます。または、バルーンを鼻の奥で膨らませます。
麻酔なしで焼かれるのは地獄だと思います。
唯一の救いは、頭の中で血管が切れなかった事です。頭の中での出血なら、命にも関わるし、助かっても後遺症が残る可能性が高いです。
血圧が気になる方は、毎朝同じ時間に血圧をはかり、血圧手帳に記録して下さい。高めな血圧が続いたら早めに病院で相談するようにして下さい。
皆さんはくれぐれもお気をつけ下さい。
ストレスはタバコと同じで百害あって一利なし!ですよ!
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