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執筆者の写真竹原薬局

薬を正しく飲まないのは薬物乱用です

これは昨日、こんなに買えるのか?という言葉とともに送られてきた写真です。

東京の駅のトイレの写真ですが、ありえない数の咳止めのブロン錠の空箱、空瓶、包装ビニールです。


このブロン錠やブロン液等は昔から乱用が多く、法律で販売は厳しく制限されており、厚生労働省からもよく注意文書が出ています。

しかし、法律で制限されていても、罰則がない為に心ないドラッグストアでは、法に従わずに複数個の販売をしている所が多々あります。

因みに、保健所や県からの指導では、1日1人1瓶までとなっており、しっかり話を聞いた上での販売となっています。


こういうのを見つけたら、薬物乱用で警察に連絡、ロット番号から店舗を特定して、法を守っていなかった場合は、営業停止や資格剥奪くらいしないとなくならないんですよね。


因みにこれだけを1人で飲んだとなると軽く致死量オーバーです。

また、1瓶丸々飲んだとしたら便秘になるでしょう。トイレでの使用なので下痢だったんでしょうか?

は登録販売者や薬剤師ならすぐに思う事でしょう。


このブロン錠について調べようとエスエス製薬のホームページのブロン錠のページにはまずこの表示が出てきます。

こちらがブロン錠の添付文書です。

咳止めとしては本当に優れた薬だと思います。これは色んな人が口を揃えて言います。しかし、同時に乱用さえなければ…。と続くのです。


致死量の事を少し書くと、

カフェインの致死量は 200mg/kgです。

体重かける200mgですので、体重60kgの人なら12000mg、12gになりますが、一般的には5〜10gと言われています。


なので、ブロン錠 84錠を10瓶飲んだとしたら致死量を超えた事になります。

この乱用の写真から30瓶以上あるので3人分以上の致死量があります。


致死量を体が吸収する前に、吐きそうな気もします。


お薬は正しく使っても副作用がついてまわります。なので、なるべく安全にお薬を使用してもらえるようにしっかり勉強した登録販売者や薬剤師といったお薬に特化したプロがいます。

今の症状にはどの薬を飲めば副作用のリスクを最低限にして健康になれるか?を私達は真剣に考えています。


お薬を必要とする時は必ずちゃんとした研修を受けている認定登録販売者や薬剤師にご相談下さい。


あっ、土曜日にお話ししたパソコンですが、無事に16GBにメモリ増量しました!

追加したのはこちらのメモリ

ちゃんと16GBになりました!

wi-fiは不安定ですが、そこは気にせず!


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