今年は花粉の飛散量が多いとか騒がれていますが、花粉症の人にとっては花粉が少しでも体内に入ると辛く、飛散量はあまり関係ありません。飛んでいる事自体がダメなのです。
またアレルギー症状が一度出だすと、様々な物に敏感になり、ハウスダスト等にも反応しだす事もあります。
特に、寝起きは"モーニングアタック"と呼ばれる激しいくしゃみと鼻水を繰り返す事があります。
予防する意味で、第二世代抗ヒスタミン薬を花粉が飛びだす1ヶ月程前から飲み始める方も多くなりました。第二世代抗ヒスタミン薬は、第一世代抗ヒスタミン薬に比べて、副作用が少ないと言われています。
第一世代抗ヒスタミン薬のようにアレルギー症状をシャープ抑えてくれる事はないですが、副作用は本当に少ないです。しかし、副作用が少ないといっても服用後に乗り物の運転をしてはいけない薬があるのでお気をつけ下さい。
眠くなりにくいとCMをしていても、服用後に乗り物の運転をしてはいけないお薬もありますのでご注意下さい。
症状が辛い時は、副作用の多い第一世代抗ヒスタミン薬がシャープに症状を抑えてくれますが、眠くなる、喉が渇く、集中力が落ちる等が多いですが、人によっては尿が出にくい、緑内障の悪化等もあるので気をつけないといけません。
花粉対策にマスクを使われる方の多くは、マスクを正しく使えていない為に家の中で二次被害を起こしている事が多いです。
使い捨てマスクは外す度に破棄し、破棄する時は静電気の起こっているビニール袋に入れて花粉を袋の中に閉じ込めて捨てましょう。
無造作にゴミ箱に捨てるのは、花粉を自ら吸いにいくのと同じです。
花粉対策は徹底的にして下さい。
今は重症な花粉症の条件に当てはまる方に対して遺伝子組み換えの注射もあるので、気になる方はかかりつけ医等にご相談下さい。
第二世代抗ヒスタミン薬の一覧表がお店にあるので、お薬に悩んでいる方は一度ご相談下さい。
毎年花粉で辛い思いをしているんですが、今年は全く何もなく、幸せな時間を過ごしています。
花粉症は、免疫の過剰反応なので免疫が正常になれば花粉に反応しなくなり、花粉症から解放されます。舌下免疫療法等は、花粉に反応しない体作りです。
また、高齢の方で急に花粉症が治った!と言われる方もおられます。そんな話を医師としていたら、医師から免疫の老化だね。と言われた事もあるので、花粉症はまだまだ若い証拠かもしれません!
花粉の飛散量が多い時は、今まで何もなかった方まで花粉症の症状が出る事があるので、心配になったらご相談下さい!
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