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執筆者の写真竹原薬局

専門家が教える花粉症対策!

ちょっと数日間バタバタしていました。

年が明けたら花粉症の対策を始めないといけません。というのも、年々花粉の飛び始めが早くなっていて、早い方では2月のうちから花粉が飛んでいるのが分かる!と言われます。


一口に花粉症と言っても、花粉症にもタイプがあります。体質改善をしたり、タバコをやめたら花粉症が治った!と言う方もおられますが、花粉症はアレルギー反応なので治る事はありません。反応しなくなるだけです。


高齢者の方で急に花粉症が治った!という方がおられますが、それは老化です。

花粉症は、アレルギー反応です。免疫が過敏に反応して起こります。年を重ねると体の機能もですが、免疫機能も衰えてきます。

免疫機能が衰える事で、花粉に反応しなくなります。高齢で花粉症が酷い方は、免疫機能バリバリの若々しい方といえます!


花粉症の方が少しでも楽に過ごせる為の予防3選!

①衣類 ②マスク ③薬


①の衣類ですが、ニットを避けるのはよく言われますが、1番大切なのは静電気を避ける事です!いくらニットを避けても、静電気が起こると花粉は引き寄せられます。

静電気に気をつけて、家の外で振り落とすよりも玄関でコロコロしています。

また、玄関に空気清浄機を置いて、花粉が家に入っても室内に入らないようにしています。


②のマスクですが、必ず閉じ込める事。

マスクを外したら必ず静電気の起きてる袋に入れる事。机に置けば、表面の花粉が飛び、触れば手に表示の花粉が付きます。

マスクの使い方は動画にもしてますし、何度も呼びかけているので大丈夫でしょう!


③の薬ですが、これは種類が多いのでしっかり専門家に相談して下さい。

飲み薬も第一世代と第二世代の抗ヒスタミン薬があります。

第一世代の抗ヒスタミン薬は、第二世代の抗ヒスタミン薬に比べ、早くピタッと症状を抑えてくれますが、眠くなる、口が乾くなどの副作用があらわれやすいです。

乗り物の運転をされる方には向きません。

第二世代の抗ヒスタミン薬は、第一世代の抗ヒスタミン薬に比べ、すぐに効果を感じる事は出来ませんが、副作用は少ない物が多いです。

飲んでから乗り物の運転をしてもいい物もあります。


因みに、登録販売者向けの研修の講師用の資料を作る中で、花粉症の薬についてはかなり勉強しました。

治験のデータ上での1番効果があった薬も勉強したので、知りたい方は店頭で!


また、目薬は使い方が大切です。使い方を間違えると細菌などに汚染され、感染症になりやすくなります。


鼻づまりには点鼻薬も使うといいと思います。医療用でも使われていて、鼻から胃カメラをする際にも使われている事もある"フルナーゼ"もありますよ!


また、漢方薬を求められる方もおられますが、花粉症の時によく使われる"小青竜湯"は体を温めるお薬です。

サラサラの鼻水の風邪に使われるお薬で、花粉症の鼻水以外の症状には個人的に疑問です。抗ヒスタミン薬の方がいいと思っています。


たまに、予防できる薬を!と言われますが、早めに第二世代の抗ヒスタミン薬を飲み始める事で、花粉に反応しにくくなる事。

漢方薬で、医療用にはないお薬ですが、昔の家の玄関に置いてある厄除けの屏風のような意味を持つ感染症の予防にも使われるお薬もありますが、絶対ではないので専用の抗ヒスタミン薬の方がいいと考えています。


最初にお話しした花粉症のタイプですが

①サラサラの鼻水がダラダラ出るタイプ

②目の痒みや充血などのタイプ

③鼻づまり、むくみ、頭重などのタイプ


それぞれに食べるといい食材が違いますので、店頭でご相談下さいね!


過去のブログにも書いてありますが、お薬と一緒に行いたいのがツボの刺激

鼻づまりには、鼻を温めると共に小鼻の脇の窪みの迎香

目の痒みや体が熱っぽい時は風池を温めたり、押したりしてみて下さい

花粉症に1番大切なのは免疫力ではなく、侵入させない体のバリア的な力


これは感染症にも言える事ですよ♪


早め早めの対策でツラい思いをしないようにしましょうね!


手洗い・手指消毒・正しいマスクの使い方動画はこちらから↓

気軽に相談できるSNSはこちら↓

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