季節の変わり目は、足がつる相談が増えます。
寝てる時に、足がつって痛くて寝れなかった。がダントツで多いです。
足がつる原因は、水分不足や冷えがあります。
お薬を買いに来られた方に話を聞くと、
寝ている時に、暑くて布団から足が出ていて、寒くなり布団の中に足を入れたら足がつって寝れなかった。
それからずっと足に違和感がある。
そこまで暑さを感じないから水分が不足しているかもしれない。
等の話を聞きながら原因を一緒に探します。
原因がわかれば、予防ができますよね!
足がつった時のお薬は芍薬甘草湯しかないので、どこの店でも大体芍薬甘草湯を出されますが、芍薬甘草湯がなぜそんなに効果があるのか?は誰でもは答えてくれません。
なぜ芍薬甘草湯なのか?
芍薬甘草湯は、芍薬と甘草の2種類だけの生薬で構成されていて、漢方薬は構成生薬が少ないほどシャープに効くと言われています。
芍薬と甘草は緩急止痛の働きがあるんですが、一緒にする事で作用が増強されます。
これを漢方の古い本に書いてあるんだからすごいですよね!
足がつるだけでなく、生理痛等にも使いますし、他の漢方薬と合わせて、キツい筋肉痛や尿管結石にも使う先生はいます。
足以外の筋肉がつる症状には何に使ってもいいんですが、これからの季節に脱水からくる筋肉のつりには芍薬甘草湯だけでなく、しっかりした水分補給が必要です。
その場合は緊急を要する為、OS-1を飲んで下さい。
また、水分補給にスポーツドリンクを飲まれる方も多いですが、出来るだけ砂糖の多いものは控えて下さい。
一夏飲み続けて、糖尿病になる方がいます。
糖分も必要ですが、過剰に入っている物は危険です!
水分不足の判定は手の甲をつまむ事で判断ができます。
こちらの動画を参考にしてみて下さい!
寝てる時に足がよくつる方は、枕元に水と芍薬甘草湯を準備しておいて下さいね!
病院で処方される方の中には、寝る前に飲むように書かれている物もありますが、自分で予防を気をつけていれば毎日飲む必要はありません。
お気をつけくださいね!
手洗い・手指消毒・正しいマスクの使い方動画はこちらから↓
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